住みながらリフォーム

Staying

それは、家の中が「工事現場になる」ということ

リフォームサイトやリフォーム雑誌をみると、ビフォーアフター(工事前後)の写真が並び素敵ですよね。
でも完成に至るまでの中間の過程はなかなか紹介されることはありません。
LIXILリフォームショップ橋本建設が、住みながらのリフォーム工事で失敗しないためのポイントをご紹介します。 

1.住みながらか仮住まいか

まず外壁塗装や屋根工事、エクステリアなど外構工事の場合は、住ながらでも工事が可能です。

  住みながらのメリット : 引っ越し費用が不要、工事の様子が確認できる
  住みながらのデメリット: ホコリや騒音、荷物の移動が大変、ストレスや精神的負担

住みながらリフォームをお考えの方は、まずは以下のチェックリストをご確認ください。

 □ 内装工事で2週間以上かかる場合
 □ アレルギーや呼吸器系の持病がある
 □ 体が弱く、体調を崩しやすい

どれかひとつでもチェックが入った場合は、工事期間中の【仮住まい】をおすすめします。
荷物の移動なども考えて工事期間+前後各1週間くらいがおすすめです。

●仮住まいの方法

 1.実家や子供の家に行く
 2.ウィークリーマンションやホテルに滞在する
 3.不動産屋で短期契約できる賃貸住宅を探す

などがありますが、中には工事期間中に

 4.長期旅行

に行かれる方もいらっしゃいます。いずれの場合でも、工事中の急な相談ができるように、携帯電話やEメール、LINEなどで連絡がつくようにお願いしています。
また、荷物の移動や保管に引っ越し業者を利用する場合は、往復の引っ越し代金やトランクルームの費用もかかりますのであらかじめ予算に含んでおきましょう。

●住みながらリフォーム工事

工事期間中は、工事をする部屋は基本的には何もない状態になり、使用できなくなります。
また、お部屋が狭い場合はベニヤ板を切ったりする作業スペースが別に必要な場合もあります。
お庭やバルコニー、時にはリビングの一角を使用させて頂くこともあります。
荷物の仮置き場」と「工事作業スペース」の確保ができれば住みながらのリフォームも可能です。

その場合でも、作業中の振動や騒音、多数の人が出入りすることによる心労、工事後も浮遊する細かいホコリなどで想像以上に疲労がたまります。
これを読んで少しでも不安を感じたなら【仮住まい】をおすすめします。

2.工事前の準備
(片付けや管理組合への申請と近隣あいさつ)

仮住まい・住みながらのリフォーム、どちらの場合でも工事前の準備が必要です。


【1】工事する部屋は空にします

移動した家具の置き場がない場合はトランクルームを利用したり、引っ越し業者の一時預かりサービスを利用されても良いでしょう。

リフォーム工事はお家のダイエットのチャンスです!リフォーム後を快適に過ごすためにも、この機会に必要なものと不要なものの分別をしてみてはいかがですか?


【2】管理組合への届け出

次に分譲マンションにお住まいの方は管理組合へリフォーム工事の届け出が必要です。

届出の時期は、工事の1カ月以上前~1週間前と管理組合によって様々です。

近隣住民の同意が必要場合は、承諾してもらうのに時間もかかりますので、まずは管理組合にどんな手続きが必要かを確認すると良いでしょう。必要な工事書類等は当店でお作りします。


【3】ご近所への近隣あいさつ

工事日程が決まったら、ご近所へ近隣あいさつを行います。

当社担当者がご訪問させて頂いておりますが、工事をスムーズに進める為に、また今後のお付き合いもありますのでできるだけご同行下さい。

3.工事中の様子

 

 
01
AM 9:30
担当する現場へ移動
あのイーハトーヴォのすきとおった風、夏でも底に冷たさをもつ青いそら、うつくしい森です。夏でも底に冷たさをもつ青いそら、うつくしい森です。
01
Youjou
養生
工事が始まると、家の中はもちろん、マンションの場合は管理組合の指示に従いエントランス~エレベーター~お家の前までの通路といった工事の搬入経路に養生をします。マンション共用部分の養生は、工事期間中は設置したままとなりますので、安全と耐久性はもちろん見た目にも気を配りながら設置させて頂いています。お家の中の養生は、工事内容や状況に応じて設置したままにするか毎回はずして帰るかを判断させて頂いています。
02
Kouteihyou
工程表
LIXILリフォームショップ橋本建設では、工事前に工程表をお渡ししています。〇日にどんな工事をしているのか、お風呂やキッチンが使えない日はいつなのかが事前にわかりますので事前の予定が立てやすいと好評です。キッチンやバスルーム、トイレなどの水廻りの工事の場合、断続的に水道が使えない状況になります。外食やテイクアウトを利用したり、家族でスーパー銭湯に出かけたり、普段と違うことをするのもおすすめです。
03
Kitchen
水まわり工事1
キッチンを外すとこのように壁がなく、躯体コンクリートや配管がむきだしになることがあります。壁を解体する場合は大きな音がでることもあります。
朝まで使っていたキッチンが、数時間でこのような状態になるので驚かれるお客様もいらっしゃいます。

04
Bathroom
水まわり工事2
古い団地やマンション、戸建て住宅の浴室まわりでは、このようにコンクリートブロック壁の場合があります。システムバスなどのサイズによっては壁の解体が必要になります。コンクリートブロックを砕いて解体するので、騒音と振動、ホコリが発生します。
項目を追加

4.住みながらリフォームでよくある質問


●外出しても大丈夫?
共働きで昼間は留守になったり、買い物や病院、用事などで途中で出かけたい等のご要望をよく頂きます。工事監督に鍵を預けてお出かけいただくこともできますのでお気軽にご相談ください。その際は、鍵の管理者と所在をはっきりさせておきましょう。

●工事中は断水する?
キッチンや浴室、トイレの工事では止水して工事を行います。基本的には解体~取付の翌日までは工事個所の水道は使えません。水廻り全面工事の場合は、家の中でどこか1カ所はお水が使えるようにさせて頂いています。(例えばキッチンが工事中なら洗面台でお水が使えるなど)またトイレは夜間に使えるように仮設置させて頂くなどご要望にあわせて調整させて頂いております。

●どこまで片付ければ良い?
工事をする部屋は何もない状態にするのが理想的です。リフォームはお家のダイエットのチャンスです!これを機会に、新しい暮らしに「必要なもの」と「不要なもの」を分別し、思い切って処分しませんか?

いかがでしたか?今回は住みながらのリフォーム工事についてご紹介しました。
これで住みながらリフォーム工事の不安を少しでも解消することができたら幸いです。
ぜひ参考にしてみて下さいね。  

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